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2012年1月13日金曜日

1月12日

さて、こちらは月に一度行われる昇級審査からの一コマです。

「武道の試験なのに何故座り込んでるのか?」

疑問は当然です。このカットは実技の審査を終えた後の
「口頭試問」です。少林寺拳法の昇級に際しては
修行期間、技術の習熟度、本人のやる気、が重要なのは勿論なのですが
少林寺拳法の拳士として最低限理解しておいて頂きたい
思想、拳理等についての理解にも重きが置かれています。
受験に当たってはそれらを宿題の形でまとめて頂き、
さらに試験会場で口頭で答えて頂く事が必要となります。

とは申しましても、内容はきちんと教科書にまとめられていますし
「ロケット科学」のような高度な勉強が必要なのではありません。小学生でも
きちんと準備すれば問題なく合格出来るレベルのもの
に過ぎませんのでご安心下さい。

めんだくさいなあ、と思われる方も居られるかも知れませんが
少林寺拳法を練習していく中でよく耳にする言葉。
「少林寺拳法は単なるスポーツではない」に大いに通じるところが
あるのです。

もちろんこれは、少林寺拳法が他のスポーツより優れている・劣っている
という事をかたるための表現ではありません。
個人で行うランニング・トレーニングのように
スポーツとしての技術を高める・運動能力を高めるという事が至上の
目的ではなく、難しい言葉で言えば「技術・哲学を含めた大きな体系
としての少林寺拳法を共に学んでもらう」事が目的であるという事
なのではないかと感じます。

とは言いましても、その勉強は堅苦しいものではありません。
また宗教・国籍・年齢・性別関係なく皆さんがきっと納得して頂けるようなものである
と確信しております。
機会がありましたらまたご紹介したいですね。

※個人的にはいろいろあってここ一ヶ月ほど、思いっきり動けなかった日々が
続いたのですが、久しぶりにフルスピードで突・蹴を出すことが出来ました。
体を動かせるのっていいなあ、と実感しました。



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