少年部の稽古は着胴での
胴突き・胴蹴りからスタートです。
クラスが上がって茶帯の1-3級になると
これにフェイスガードを付けて乱捕り
も行ったりしますが、黄色帯・緑帯の
子供達にとっては、新鮮な稽古だったようです。
安全には万全を期して作られているプロテクター
ですが、やはり子供同士とは言え慣れるまでは
ちょっとドキドキするショックが体に伝わってきます。
突き蹴りに備えて体を締める技術は
護身術の基本中の基本でもあります。
ひとしきり汗をかいた後は先生を中心に集まって休憩
今回先生が皆に知って欲しかったのは、思い切り攻撃する
爽快感・楽しさもさることながら、攻撃されたときに
感じる不安感・恐怖だったようです。
別に素肌を叩かれる訳ではないのですが、
体格が上の上級生に蹴りをいれられる経験なんて
日常生活ではありませんね。
叩かれる痛みを知っているからこそ
人に優しくして欲しい。また自分の力を養う
物差しにして欲しい。
これもまた武道の大切な一面だと思います。
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