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2011年11月5日土曜日

11月5日


「朋、遠方より来る」

数年前まで当武道学園に在籍、その後現在は大阪に居を移し、出身大学の少林寺拳法部の指導をしているMさんが久しぶりに訪ねてきてくれました。 明日日曜日に予定されている第45回少林寺拳法全日本学生大会の応援のために前日入りして久しぶりに顔を見せてくれたわけです。 普段そんなに気にしたことが無いのですが、冒頭の言葉がふときになり、あらためて調べてみました。


「子曰く、学びて時にこれを習う、亦た説ばしからずや。朋有り遠方より来る、亦た楽しからずや。人知らずして慍みず、亦た君子ならずや。」

いろんな解釈があるようですが、共通しているのは「朋」とは単なる友達ではなく、同じ先生・学び舎で学んだ仲間、同じ釜の飯をくった仲間、という意味があるようです。そして、久しぶりに会った仲間が異なる場所と時間を経ても、同じ道を志し、そのレベルが上がっていることを喜んでいる言葉であるようです。

不思議なもので、芸事・特にわれわれのような武道は、少し拳を合わせる、あるいは組んでみることで相手のオーラのようなものを感じることがあります。僕自身は昨日Mさんと手を合わせることができなかったのですが、昔からそうだったダイナミックな動きが、年を経てさらに洗練されていることを感じました。「亦た楽しからずや」です。

その後有志で食事にでかけたようですが、これも御一緒できず。残念でしたが、またいつか是非。そのときは「あ、うまくなったな?」とちょっとでも思ってもらえるよう頑張らなければいけませんね。













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