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2012年2月26日日曜日

2月26日

土曜日は祝日でもあり、日本武道館はお休みでした。

翌日は日曜日。公式な練習はないのですが、有段者かつ審判資格を保有する
拳士達は有志で運用法審判講習会に参加させて頂きました。

場所は上智大学。関西出身の私にとっては初めて門をくぐる大学です。
隣のイグナチオ教会と併せて、とても静かで環境の良い場所でした。



この写真は休憩時間のものであり閑散としていますが、大学少林寺拳法部の
皆さんと、社会人かつ審判資格を保有する(基本的には)年配かつ高段者
が集まり、人数は100人にも達したでしょうか?とても熱気にあふれた講習会でした。

中でも印象的だったのは冒頭に指導員の某先生が話された
「関東一円の少林寺拳法を志す大学生が全員仲間だという連帯感を
もってもらうために、この場を持ちました」とのお言葉、とても印象にのこりました。

相手を制するための高度な試し合いの場である運用法ですが、最強のファイター
を決めるための場ではない事。むしろ他大学の拳士との立会いを通じて
学校の枠を超えた友情を育める場であって欲しいとの先生の想い
がとても良く伝わってきました。

皆さんが怪我無く、真剣に取り組み、そして最後に楽しかったといえるような場を作れるよう
我々日本武道館少林寺拳法部の審判団(候補)一同、一生懸命サポートさせて頂きます。



2012年2月15日水曜日

2月14日




「昼のお星はめにみえぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。」
言わずとしれた、金子みすずさんの「星とたんぽぽ」からの一節です。

今日の練習の最後に先生がおっしゃった言葉とオーバーラップします。
若干意訳もはいりますが、「講師の先生が言葉で示す動きだけでは無く、
言葉では語られぬ、土台となる動きを感じて欲しい」と言う内容でした。

先生方が肝心なところを隠して教えておられるわけではありません。
先生方にとってはある意味出来て当然で、言葉にするまでも
ないとお考えのような動きの中にこそコツがあり、それはいつまで
待っていても直接言葉として教えていただけるものでは無いという事。
つまり学ぶ者の姿勢を指しておられるのだと理解しました。

夢中になって指導者の言葉を追いかけることは当然大切なのですが
大切なのは新しい技術を乗せる土台としての基礎技術(或いは体力)
であり、それ自体は既に過去に教わっているのですが、どこまで
自分の物に出来ているかは人による。そこは教えてもらうだけでは
なく自分で意識しないと永遠に身に付かない。ということなのかとも思います。

厳しいと思うか、そこを刷り込んでいく過程を楽しいと思えるかでずいぶん
練習に対する印象が変わってきますね。私自身はとても楽しいと思います。


さて、本日の写真。我等が武道学園の廊下を歩いていて気がついたのですが
この建物に、図書館があったとは初めて知りました。20年近いこの道場での生活
知っているつもりで知らないことは意外にあるものです。

2012年2月4日土曜日

2月4日

昨年末より、少年部でも茶帯以上かつ希望する子供達は
少しづつ、運用法(乱捕り)的な練習にもチャレンジしています。
本当に初歩的な所から教えて頂いていますが、とても楽しんで
また自発的に取組んでいる様子が見ていて微笑ましいです。

普段から安全面には最大限留意してご指導頂き、我々一般部も
そのサポートをさせていただいている中、子供達はひょっとしたら
「少林寺拳法って危なくない」と思っているかもしれません。
しかし拳法の練習というのは本質的にとても危険な技術も
その体系の中に含んでいます。

先生がよく仰る言葉「痛みがわかる人になって欲しい」、特に子供達は
道場の中で使う拳足が、一度道場を出るととても危険な道具にも
なってしまう事をしってもらい、痛みを知るが故の優しい、でも自信をもった
人間になって欲しい。とのお考えだと思います。先ず痛みを知り
それを克服できれば強さは後からついてくる、ということでしょうか。

下記のフェイスガードはそういった痛みを伴うかもしれない練習を
少しでも安全に行ってもらうための道具です。
狙うためのものではなく、当たってしまった場合の怪我を
最低限にとどめるためのセーフティーガイドです。
子供達が怪我無く、すくすく育ちますように。




こちらは新しいキックミット。先生が持ってきてくださいましたが、
サイズが普段のものより大きく、材質もちょっと硬い感じ。色も黒くて
なんだかかっこいい。。。。。。。

。。。。ずっとみてたんですが、
「ちょっとミットもってよ」
「新しいの来たんだね。。。」
「硬い?これ???」

興味をもって触ったり、使ってみたりする拳士の内、
40代以上比率がほぼ7割。。。。少年の心を忘れないおじさんたち(自画自賛)に拍手です。

※これを見ていた20代のT君「某作家が言ってた“大人の男という人種は幻想である”ってほんとですね」とボソリ、さもありなんです。

2012年2月3日金曜日

2月2日

本日は、月に一度の合同練習・昇級審査でした。

寒い中たくさんの先生方・拳士各位にご参加頂きました。

本日のMVPはなんと言っても下の写真の8級受験拳士
流石に個人情報ですのでお名前とお顔はご紹介できないのですが
とてもかわいい5歳の女の子、初の試験にチャレンジし、見事合格
黄色帯を締める資格を獲得しました。

勿論昇級に際しては、先生のご指導、親御さんのサポート等いろいろ
ありますが、事この5歳の受験については、この写真からも感じられるように
「よく頑張ったね」と本人を一番ほめて上げたいです。

我々一般部、そして長く稽古を続けている高段者にとっても学ぶところが
多かった昇級審査でした。


そしてこちらは合同練習。毎回感じる事ですが、またしても「そうなっているのか!」と
目からうろこが落ちました。惜しげもなくそのコツを教えてくださる先生方に感謝です。

2012年2月1日水曜日

1月31日

1月が終わり、2012年も1/12が過ぎました。早いですね。
私自身は二週間ぶりの練習。以前も少し触れさせていただいたのですが
私的に身辺が少しバタバタしていること、年始の仕事の忙しさ、体調面での問題等
いろんなことが重なりました。

たった2週間ですが、久しぶりに道着を着て、帯を締めるとそれだけで気持ちが
リフレッシュするのを感じます。と同時に(何かの歌にもありましたが)、当たり前に
普通の毎日を送れるって、実はとても貴重なことなのだなあ、と気がつきます。

これについては、われらが少林寺拳法グループの宗由貴総裁の法話でも触れて
おられました。東北の大震災を経て、当たり前の日常を過ごせないで苦しんでいる
人たちに何か出来ないかを考えたい。そして幸いに今平穏な日常を過ごしせている
人たちはその喜びを感じてほしい。という内容でした。

私自身のバタバタは未だかなり積み残しがある状態ですが(笑)
まずは今日、道場で汗を流せたことに感謝したいと思います。
こうやって練習へ参加できることが自分自身の
日常生活の指標となってくれていること。とてもありがたいですね。
元気をもらってがんばりたいと思います。

当道場の次のイベントは3月11日の日本武道館武道学園の学園祭です。
武道館のアリーナにて、見学無料で実施されます。外部の皆さんも是非ご来場ください。
これから当日へむけて練習のテンションも高まってきます。皆でがんばりましょう。