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2011年10月30日日曜日

10月30日

合宿の帰りのランチです。福島某所にある施設で
ジンギスカン。「ボランティア」という高邁な響きとは縁遠い
昼間からビールの図ですが、がんばった皆に免じて許してやって下さい。

無事帰宅しました。送り出してくださった、道場の仲間、家族に心より
感謝申し上げます。 最後に前出の先生のお言葉を要約して皆様に
お伝えします。

「復興に向かうといわれている被災地ですが、実際は瓦礫の撤去がすすんだというだけです。」
「街中に残る多くの建物の破壊・撤去がこれからやっと始まろうとしています。それが終わって、町が本当にまったいらになってからが本当の復興です。まだまだ皆様の力が必要です。」

※すみません、大幅に私の言葉になってしまってます。メッセージだけ受け取ってください。

とのこと。できる範囲で皆でサポートさせて頂きましょう。

10月29日②

さて、今回大注目は一般部の級拳士であるMS.Uさんのご主人。
ご自身は拳法を練習しておられるわけではないのですが、この企画を
意気に感じてくださり、前回に続いて今回も日帰りで参加して頂きました。


Uさんのご主人、お仕事がチェーンソーを使われるプロなんです。

今回持ち込んだチェーンソーは新品、まさに慣らし運転から
お願いしました。



さすがプロです。前出の先生の依頼に基づき、スパスパと
木材を処理していきます。こういうときは金融マンって、まったく
やくにたたないなあと、恥ずかしく思います。




最後は、現地のスタッフの方々にチェーンソーのチューンナップの
方法まで伝授され、新幹線で一人先に帰られました。
無口ですがとてもかっこいいUさんのご主人。本当にありがとうございました。
われわれのようなアマチュアの労働力ももちろん無力ではないのですが、
「プロの凄さ」を体感できたとても貴重な時間でした。 本当にありがとうございます。

10月29日①

道場の有志達と第二回の陸前高田ボランティアツアーに
やってまいりました。金曜の夜にバスで東京を出発
早朝に陸前高田に着き、ある先生が現地で開いておられる
ボランティア拠点をお借りして着替えを行いました。

震災発生から、職場とご自宅のある埼玉と陸前高田を毎週末
車で往復しておられる先生です。本当に素晴らしく、また絶対に
真似のできない責任感に心よりお礼を申し上げたいです。




今回の武道館隊は市内の港の側溝掃除。見た目はきれいになっている
市内ですが、例えば側溝には津波の後の汚泥がパンパンに入っており
水がまったく流れない状況になっています。下がってしまった地盤と併せて
満潮時、雨天時には水があふれる状態が続きます。



側溝掃除は慎重にコンクリートのふたを取り除いて、掃除を
することで淡々と進められるのですが、労力が必要なのは
崩れてしまった土砂をどかさないと側溝にたどり着けない
こういった場所。皆でがんばりました。



水が満ちてきたこともあり、作業自体は3時過ぎには終了。
依頼者である男性が最後までバスを見送ってくださいました。
少しでもお役にたてたのであれば、幸いです。

2011年10月26日水曜日

10月25日

久しぶりの運用法(自由な攻防の練習、いわゆるスパーリングですね)
の練習です。一般部では夏の大会がハイシーズンですので、10月末の
現在は本来の目的である、拳理の試しあいをじっくりと行える好機です。



少林寺拳法の運用法は、あくまでも護身の技術を
磨く練習の一環として取り組まれます。その方法は
合理的なもの。攻撃をする人間と守る人間が
分かれて取り組まれ、一瞬で結果が分かれます。

長身の男性が意図的に誘う上段ですが、その意図を
うまく交わした攻撃担当の男性が、中段に攻撃を決めました。




正しく行えば、とても安全。でも慢心は禁物です。
エキサイトするのでなく、頭はクールに、攻撃ではなく
共同作業であると感じることがとても大切です。

ちなみに、こういった激しい練習は一般部、それも有段者
が自発的にに行うものですので、初心者の方、女性も
心配しないで下さいね。

2011年10月23日日曜日

10月22日

東京は、少しぱっとしないお天気ながら午後には晴れ間も見られました。
練習への参加者は少し少なめ。雨でお出かけがおっくうになったのでしょうか?(笑)

それはさておき、今日は少年部の指導と自分の練習で一杯一杯、スナップを
撮る余裕がありませんでした。すみません、という事でその代わりに道場の仲間が
教えてくれたYoutubeの画像をお届けします。

朝の情報番組で、先日行われた神奈川オープン大会が取り上げられたとのこと。
フィーチャーされているのは三段の部で最優秀に選ばれた女性拳士ですが、途中
一部だけですが、当道場の4段拳士(若い男性の二人組です)の演武の様子も出てきます。
是非見てあげて下さい。

23歳の女性拳士は、マスコミ関係のお仕事をされていらっしゃる様子。こういう方に
正しい少林寺拳法の姿を広めていただけるのは本当にありがたいですね。

http://www.youtube.com/watch?v=fw54pFdqv28&feature=share

※youtubeの画像の権利関係はよくわかりません。問題が大きいようでしたら削除させて頂きます。仲間内の使用であり、宜しければ御容赦頂ければと存じます。

2011年10月19日水曜日

10月18日

先週の日曜日のオープン大会を経て、一般部の試合シーズンは
終了。メンバーもほっと一息・・・・・・・

と行きたいところですが、当少林寺拳法部にとっての秋冬は別の
意味でイベント満載です。

来週末に予定されている陸前高田へのボランティアツアー、その後の
ビッグイベント道場BBQ,さらに学生大会のお手伝いから、年末の納会
と盛りだくさんです。

今日は、BBQの幹事、スコットランド人のAさんと大学生のS君が当日の
企画についてプレゼンを行ってくれました。

当然ながら英語に加えて流暢な日本語を駆使されるビジネスウーマンのAさん
専攻は数学で、大学院進学も控えるS君。冷静にみて相当レベルが高いお二人が
総力を挙げて、BBQのレシピと予算を提案してくれる姿はありがたくもあり、もったいなくも
あり。(笑)

社会人になった頃、先輩や上司にたくさんご馳走になり、お礼を言うと「いいよ、順番なんだから」
とよく言われました。昨今の成果主義・実力主義の風潮は、日本が生き残っていくためには避けて通れない道であると感じていますが、同時に日本人が持っていた美徳も消してしまっているのではないかとの思いにもとらわれます。

少林寺拳法の道場では「少しでも級が上の人は、自分の出来る範囲で自分より級が下の人のお手伝いをする」という暗黙のルールがあります。また、「黒帯をとったら、お礼の意味を含めて皆に貢献して行こう」という風潮もあります。意図的に上下関係を作るのではなく、逆に「与えて頂いたお礼を下の人に返す」という感覚です。大切にしたいと思います。

という事でAさん、S君、大変でしょうが期待しておりますので宜しくお願いします。まずはその前に東北ツアーですね。

2011年10月16日日曜日

10月16日

番外編です。昨日は新横浜において、「東日本大震災復興・支援 少林寺拳法創始者宗道臣生誕100年記念 2011年少林寺拳法かながわオープン大会」が開催されました。当道場からも、選手・大会スタッフとしてたくさんの拳士が参加させて頂きました。

少し不思議な響きの大会なのですが、本来はこの日程で、各地の予選を勝ち抜いてきた拳士が集まる全国大会が予定されていました。しかし春の震災を受け、関係者の皆様がいろいろと考えられた結果。練習することが不可能な東北の拳士達もいるなか、全国大会とするよりは、だれでもが参加できるオープン大会として、また、仲間が集まって、少林寺拳法の創始者である宗道臣先生の生誕記念の場として、皆でこれをお祝いしようとの思いでこの大会を開いて頂いた経緯があります。



写真は朝のスタッフ打ち合わせ風景です。二人の眉間にしわがはいっているのは
恐らく眠いからです。(笑) (新)横浜、近いようで普段我々が練習している東京からは
意外に遠く、早朝の集合に疲れてしまったようです。

今回我々の立場は主催者である神奈川県少林寺拳法連盟さんのお手伝い。 
純粋な競技試合と異なるからなのか?本当はいけないのかもしれませんが、お手伝いという気楽さなのか? 都大会と比べると、いつになくリラックスして、大会運営に参加させて頂けることが出来ました。楽しかったです。



これは昼休みの一こま。開祖の生誕記念大会という事で、記念展示されていた開祖の遺品、等身大パネルに加えて、今回TVKさんが記念に作って下さった。開祖=宗道臣生誕100年を記念した特別番組「宗道臣 -その愛と力-」( テレビ神奈川(TVK) 10 月15日(土) 10時半~11時 BS-TBS 10月30日(日) 12時半~13時)の出演者の方も交えてのスナップです。


出場選手の皆さんも複数の入賞を果たし、皆それぞれに楽しめた一日でした。関係者の皆様に感謝いたします。

10月15日

日本武道館には、ホールに敷設したカフェがあります。
その名も「カフェテラス武道」 そのほかにも地下には
「レストラン武道」、北の丸公園の中にもレストランがあり、
都心の緑を楽しみながら散歩する際の良い休憩拠点となってます。

ところで、ここに一つ、仲間内で流布している都市伝説があります。
カフェテラス武道のドアは、押してあけるのか?引いてあけるのか?
・・・・・・

武道館だけに「押ス」と書いてある。。。。。。。。。
本当かどうかは私も知りません。ある道場の先生がおっしゃってました。
興味のある方はご自身でお確かめ下さい。



少年部は、練習前のランニング。道場の中でも一緒に走ると結構
疲れます。足元が畳なので、安全性が高いこともあり、
後ろを向いてはしったり、横を見て走ったりと、バリエーション豊かに
身体能力を養うことが出来ます。

2011年10月11日火曜日

10月11日

先週の反省もあり、本日は用意周到に仕事をこなし。見事練習に
参加させていただく事が出来ました。準備運動もそこそこに、既に
ウォーミングアップが終わっている仲間たちと汗を流し、そのまま
食事にでかけました。という事で練習の写真は無しです。(ご容赦を)

さて、自宅は城東地区、職場は新橋~内幸町というのが私の生活圏
なのですが、九段下には少林寺拳法以外にも深い縁があり、なんや
かんやで、食事をさせていただく機会が非常に多い場所です。
今日ははじめてはいる、豚を中心とした居酒屋さん。

実は先週の日曜日に主要メンバーが、ある講習会に出席、そこで
「食育」についての講義をきいたことから、おのおのの薀蓄をからめて
なかなか面白い食事会でした。

「ランチは職場の同僚とは食べるな」なんて言葉もあります。
メンバーと話題が固定化してしまうと、新しい刺激が無くなり、組織がマンネリ化
してしまうことに警鐘をならしていらっしゃるのでしょう。

我々は同僚ではないのですが、長い間行動をともにしてきた仲間であり、放っておけば
武道の技術論だけを語り続けることもできる人間関係をベースとしています。
しかしこれからもこの良い関係を続けていくためには、同じメンバーであっても
マンネリ化が進まないような新しい何かを常に受け入れていかなければいけないのだろうな
と思います。食育しかり、先生にリーダーシップをとって頂き、皆で進めていただいている東北ボランティアツアーしかり。

A rolling stone gathers no moss. 転石、苔を生ぜず

こんな言葉を思い出した、楽しい食事でした。

 


2011年10月9日日曜日

10月8日


今日の武道館では、大学生柔道の全国大会が開かれていました。
流石に全国大会、ごつい体のお兄さん達がたくさん闊歩していました。
その中を子供達と練習に参加。

ところで、柔道着、空手着、少林寺拳法着、武道の道着は皆白なのですが
どう違うか御存知ですか?下衣は別にして、上衣は、布の分厚さが
全然違います。分厚さでは、柔道>少林寺拳法>空手というのが概ねの基準。
日ごろの練習でどれだけ引っ張り合うかによるのですが、この厚さは、全然違います。
おもしろいですね。



さて、新入門のみんなも増えてきた少年部。先週に続き、最初にして最大関門は
「帯を結ぶ」です。今日は、同じく白帯の私の娘が、一生懸命帯を見てあげていました。

どうでもいい話かもしれませんが、この間練習は中断されます。練習の進め方は
一番レベルが高い子供、練習経験が長い子供にあわせるのではなく、小学生同士で
あっても、一番経験が浅い拳士に年長者、上級者があわせてあげる、というスタイル
で進みます。 だれもが最初は初心者であり、一生懸命練習することで今度はそのお礼を
返してあげる立場になれるからですね。

※御父兄の皆様:子供達の顔がはっきりとは見えないように配慮しているつもりですが、
問題があったらおっしゃってください。(私の息子の名前と所属だけははっきり見てますが(笑))



さて、こちらは今月半ばのオープン大会を控えた一般部。
出場組は気合が入ります。仕上がりは上々?ですね。




2011年10月4日火曜日

10月4日

社会人をやっていると人それぞれ一週間のすごし方
が違うかと思います。週末に仕事を持ち込む事が常態化する
方もいらっしゃれば、仕事はとにかく職場で片付けるという方も
おられるかと。

少林寺拳法を20年近く日本武道館で練習させて頂いてついた習慣
があるとすれば。「火曜日の練習を基準に段取りを組む。」
でしょうか? 仕事は当然おろそかに出来ず、しかしながら練習には
いきたいし、ということで、心のなかでのハードルはこの日になります。(笑)
メンバーの中には、お客さんまでがご存知で色々と気を使ってくださる方も
いらっしゃるとか。。。。。

さて、今週の私。例によって一生懸命段取りを組んできたのですが。。。。
あえなく失敗、練習が既に終わる時間ですがむなしく空を睨んでいます。
まあそんなこともあります。特にチームで仕事をしてますとなかなか個人の都合で
わがままはいえません。

以前も書きましたが、少林寺拳法では指導者であっても、職業武道家として
拳法を仕事にすることが出来ません。

まずは自己確立、自分と家族を養う仕事をきちんとこなしてから拳法の練習をしなさい。
開祖 宗道臣先生からの大切なメッセージです。

来週こそ頑張ります。

2011年10月1日土曜日

10月1日

少年部は今週も基礎トレーニングから。
新しく見学に来てくれた仲間も迎えて楽しそうです。

練習前には、見学を経て新入門をしてくれたK君が
帯の結び方で悩んでいるところを、先輩諸兄姉が
寄ってたかって教える風景もありました。

「“船頭多くして船山に登る”だよ!」、結果的に
なんとも珍妙な帯の結びになってしまっていたのは御愛嬌
ですが(笑) きっとK君は嬉しかったと思います。
ありがとう、みんな



さて、今日は一般部の一部は着胴での練習。あまり技術的な事は
この場に御披露する事を避けようとは思っているのですが今日の
ご指導は「蹴りを相手の皮一枚で止める、相手の体に打ち込む」
違いについての体感でした。いずれも大切な技術。

相手の大きく体から離れたところでしかとめられないのはもってのほか、それは
ダンスであり、武道ではない。しかし、常に相手の体に深く打ち込むことしかでき
ないのでは楽しい練習は出来ないですし、女性や少年部には不可能な練習と
なってしまいます。

相手の痛みがわかり、危険が発生する一線をきちんと知りながらそれを越えないよう
稽古をする。但し、必要な時にその一線を越えられないようであれば武道とは言えない。
「痛みがわかるからこそやさしい人であって欲しい」 良く先生が子供達に話される言葉です。
我々も心して練習したいものです。