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2011年6月11日土曜日

6月11日②

道場の壁にかかっている文字を今日改めてみてみました。

「精力善用」

ご案内のように講道館柔道創始者喜納治五郎師範の説かれた
柔道の理念です。合わせて「自他共栄」という言葉もありますね。
実は少林寺拳法の理念にも同じような言葉で「自他共楽」
という言葉があります。

言葉の定義は別にして、自分の力を善く使う。誰かのために
使う。。。という意味だと理解してます。



なかなか普段は意識する事もないのですが、今年の3月11日以来、折に触れて
こういうことを考える事も多くなりました。

少林寺拳法の思想には「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを 」という言葉があります。
この意味についてはいつか又私見を述べさせていただく事もあろうかと思いますが
「自分のできる範囲で人の事を考えてあげる」という理解も間違っては居ない
と思っております。(先輩方、よろしいですよね(笑)
人それぞれの形があると思います。下の写真で豪快な右順突きで攻め込んでいる男
(私の20年来の仲間です)はこの練習の後、0泊2日で東北地方のボランティアに
出かけていきました。(他にもたくさんの同志と一緒ですが)

えらいなあと思います。また今回私は、違う方法で東北の皆さんのお役に立てることは
何かと考え、それを選びましたが、仲間のアクションが自分の刺激になり、其の中で
自分に出来る事、やりたい事は何なのか?を考えるチャンスをもらえたと思っています。

まだまだ先が見えない日本。脚下照顧で自分(達)が出来る事をやっていきましょう。


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