参加ユーザー

Contact Information

yoshihirotanaka.yt@gmail.com

2011年12月26日月曜日

12月23日

23日は事実上の稽古納め
普段は一つしかお借りしていない道場を二つお借りし
メンバー総出の稽古会でした。

総勢100名が一同に会する図はさすがに壮観です。



練習の後は、一般部のメンバー中心に一年の締めくくりのパーティー
でした。準備の甲斐あってエンターテイメントいっぱいの楽しい会でした。
今年も一年、怪我無く練習できた事。本当に良かったです。

来年も楽しく稽古できますよう祈っております。




2011年12月23日金曜日

12月20日

20日(火)いよいよ今年も残すところ後2週間。なんとなく
慌しい気持ちになります。

そんな中、今日の練習は「かかり稽古」
一人に対してたくさんの人が決められた攻撃を仕掛けていく
練習方法です。

あらかじめ決まっている攻撃ですので簡単に処理できそうにも
見えますが、間髪おかずにかかってくる相手に対して
十分な準備ができないこと、個人個人で関節のねばさが違うこと
等から意外に難しい練習です。

先週もご紹介したのですが、一つ一つ、重箱の隅をつつくように
細かく精緻に技術を使ってみる稽古もあれば、このように
頭で考えるのではなく、とにかく体が反応するようにする事、
きれいな技術ではなくともとにかく相手を処理することに重きを
おく練習もあります。 どちらもそろって少林寺拳法です。

面白いのはこの稽古中は皆の笑顔が絶えない事。
なんででしょうね?



こちらは今週金曜日に迫った納会の最終打ち合わせ。
たくさんの人が力を貸してくださっています。ありがとうございます。

2011年12月11日日曜日

12月10日

本日土曜日は、翌日曜日に昇段審査を控える受験者のため
全体練習による基本チェックの時間が長く取られました。

同じ武道・格闘技でも、私自身経験があるキックボクシング、
またボクシングなどのジムは、トレーナが一人一人に付きっ切りで
徹底した個人練習が行われる傾向があります。また日本の打撃系
武道は、全体で号令にあわせた基本練習を行う傾向が強いようです。

歴史的な背景はさておき、当日本武道館では、全体練習も行いながら
個人の希望に応じた柔軟なカリキュラムも組んでいただいており
参加者としてはとてもわくわく練習をさせていただける環境にあります。

しかしながら本日の練習は、いつもと少し趣を異にするもの。
先人から受け継いだ技術を、昇段という形で次世代に伝えていくうえで
絶対外してはいけないポイントを繰り返し、丁寧に皆で練習しました。

段位に関わらず全員が一つのことを、集中的に行うと聞くと、とても
非効率なように聞こえてしまうかもしれません。しかしそうでもないのです。

基本的な技であるが故に、高段者であれば何も意識しないままにこなせてしまう技術を
改めて細かくチェックしていく中で、必ず新しい発見があることにびっくりします。
一人で練習していると敢えて行わないような基本的な動きを、皆で改めて行う事に
とても意味があるんだなあと改めて感じ入る次第です。

今までいい加減に取り組んできたというわけではなく、贔屓目に見させて頂けるとすれば、
自分のレベルが以前より少し上がって来た証左なのかもしれません。

いずれにしてもとても勉強になった練習でした。



さて、練習が終わると真っ暗。夜桜ではないのですが、銀杏の木があまりにきれいに色づいていることから思わず写真を撮ってみました。どうもうまく撮れませんでしたが。。。。。。。。北の丸公園は秋の雰囲気真っ盛りです。

2011年12月8日木曜日

12月6日

今日はAさんTさんの国際カップルのスナップです。
Tさんは現在海外にお住まいなのですが、年に何度かは
帰国(?)され、道場にも遊びに来て頂き、二人の仲睦まじい
姿を拝見することが出来ます。

以前も御紹介したAさんは、ある意味筋金入りの武道家であり
空手に始まり少林寺拳法も長い修練経験をおもちなのですが
Tさんは、東京におられた頃には少林寺拳法はAさんの練習を
見るだけのお立場、仕事で英国に渡られて、現地で自らも入門
されたという経歴をお持ちです。

少し前、例えば自分自身が海外に住んでいた90年代と比べても
モバイルメール、スカイプと離れた友人・パートナーとのコミュニケーション
手段は格段に進歩していると感じられますが、やはり親しい人と
離れ離れに住む寂しさは一緒だと思います。

お二人に改めて聞いてみたことはないのですが、場所は離れていても
同門として同じ趣味と目的をもって少林寺拳法を練習されている事
それ自体がコミュニケーションの一つなのではないかと拝察しています。

Tさん、今度は少し長めの滞在となる様子。いっしょに練習できるのが
楽しみです。


2011年12月4日日曜日

12月3日

本日もたくさんの参座者です。特に、明日は特別昇格考試(高段者の
ための特別な昇段試験)を控え、受験者は元より、そのほかのメンバー
達にも真剣さが加わっています。

しかし残念ながら私は、痛めた腰の影響で見学のみ、子供達の練習の
サポートだけをやらせていただいて、早々に失礼させて頂きました。



休むも練習・・・・・・・・・
今日の大道場(アリーナ)は、エリッククラプトンのライブ。
大人のお客さんが多かったです。

2011年12月3日土曜日

12月1日

御無沙汰となっており恐縮です。出張が続いており、練習にも
伺えておらず、一週間以上振りの投稿となりました。

今日の風景は先般も御紹介した、他支部の皆さんとの合同練習
昇級審査後の打ち上げ(そして一足早い忘年会)風景です。



普段から参加いただいているメンバーもおられれば
今回初めて参加される方、また本日晴れて昇級を果たした
合格者の方もおられます。総勢20名。

先生方から一年を締めくくるお言葉を頂いた後は無礼講の
宴会です。



最初は緊張していた皆さんも次第に打ち解けていろんな話を
楽しんでおられました。特に入門後の日が浅い方々は
「道場の練習でも大変なのに、他の支部の方と練習するのは
とても緊張しました」との事。でもそんな方々が、お互い初めて同士
「月一回、また来月も参加したいです」とおっしゃって頂けるのは
本当にありがたいです。

さて、新しい出会いといえば、昨今流行のSNS(Social Networking Services)、
古くは異業種交流会等さまざま試みがたくさんあるかと思います。
不謹慎な意味では無く、出会いとは本当に貴重なものであるとはわかっているの
ですが、自分自身はもう一つそこに身をおくことにためらいを感じているのも
事実です。

これは人それぞれの性格もあるかと思いますし、そういった集まりがあっておられる
方々がおられることもまったく否定するものではないのですが、自分自身について
申しますと、「出会いを目的とした出会いの場が苦手」なのだと思います。

分析してみるに、私の場合は、お互いに共通する何かをもつ人の集まりの中から、
出会いが広がっていくような場の方がすっきり仲間として溶け込んでいけるような
気がしています。

また、最初は共通する興味をもつ仲間でしかなかった個人のパーソナリティーが、
お付き合いを重ねる中で多面性をもって見えてくる事に喜びを感じているようにも
思われます。

したがって、SNSも良く使わせて頂いているのですが、どちらかというと新しい仲間を
作るより、いまもっている仲間とのつながりを深めていくような使い方が中心となっています。

道具は同じ、しかし使い方はひとそれぞれ。それでいいですよね、きっと。
皆様は如何でしょうか?

一年間を振り返る場が多くなるこれからの季節。
皆様もお体に気をつけて乗り切ってください。



2011年11月20日日曜日

11月20日

Tさんとお子さんです。御夫婦で練習に参加されているのですが
この時間帯はお子さんのお世話は旦那さんが担当の様子。

私の子供達も、丁度これくらいの頃から道場にお邪魔していたのですが
最初は大人たちが大きな音で暴れている音に怯えてこんな感じで親の
懐に逃げ込んでいたなあ、と懐かしく思い出します。

さて、大手のテクノロジー企業で研究者として活躍中のTさん。
職業人としては私には想像も出来ない洗練された世界レベルで
戦っておられるのだと思います。

しかし道場では、それとは正反対。所謂フルコンタクトスタイルの、
体の痛みを厭わぬ激しい練習が大好きなタフファイターでもあります。

そんなTさんとお子さんを拝見していて。「ああ、こんな一面をお持ちだったんだなあ」と
とても暖かい気持ちを頂いています。

「子供の誕生日は」「親(という新しい生き物)の
誕生日でもある」というお言葉を、自分自身の子供の誕生に合わせて頂いた事があります。

そのときはよくわからなかったのですが、今まで見ていた同じもの対してに、新しい環境が付加されることであたかも新しい人格が生まれたかのように、まったく違う見方が出来るようになる。ということだったのだなと、今になって気が付きます。

Tさんがどうお感じになっていらっしゃるかは未だ直接お聞きしたことは無いのですが、きっと今までの自分とは違う少林寺拳法への取り組み方を見出していらっしゃるのではないかと思います。

生涯スポーツとしての少林寺拳法を考えた場合、仲間達のそういった変化について共有し、さらに次へつなげていけるということはとても貴重で、幸せなことであるなあと思います。


2011年11月16日水曜日

11月15日

「年末の納会へ向けて、頭を捻る大人達の図」です。

納会とは言え、一日がかりで稽古と比較的大掛かりな
パーティーをやるため、意外に大変です。こういう方達に
支えられて楽しませて頂けます。いつも有難うございます。


2011年11月13日日曜日

11月12日


今日の少年部の練習は、先日行われた昇級審査の振り返りです。

受験者は全員合格となったのですが、先生からは皆に伝えたい事が
おありだった様子。技術もさることながら、昇級に取り組む「心」の問題です。
皆、真剣な顔で聞いていました。先生の気持ち、きっと届いたと思います。



その後は、昇級して帯が変わる拳士への新しい帯の授与。

個人のセンスでトレーニングウェアが変えられるスポーツと異なり
基本的には同じ道着で練習をする少林寺拳法にとっては、数少ない
自分の変化を感じられる瞬間です。自分自身も白帯→茶帯→黒帯
と帯の色が変わったときの事はとてもよく覚えています。

武道の世界において、今では比較的良く見かける、この「色帯」(黄色、緑、茶色、等)
ですがその起源は良くわかりません。そもそも白帯→黒帯というのも柔道の先生が
はじめられた(嘉納先生ですかね?)とお聞きした事があるのですが、私は寡聞にして
正確な事は良く存じません。

伺うところによると、ある流派の空手では、海外に雄飛された先生が、外国人のお弟子
さんを育てる際に、白帯から黒帯までの長い修行期間に耐え切れない生徒が続出。
少しづつでも進歩している自分を確かめさせてあげるためにこういったシステムを開発された、
ということをお聞きしたこともあります。

肝心の少林寺拳法において、いつ頃から色帯が用いられるようになったのか、改めて
調べてみなければいけないと反省しつつ、、個人的にこのシステムは大いに優れた点を
有していると感じます。

特に少年部の拳士達は本当にうれしそうです。 もちろん親御さんのサポートがあって
初めて続けられる少林寺拳法ですが、昇級に関しては本人達が努力して勝ち得たもの。
誇りにしていいですよね。



もう一つ、昇級試験の度に先生が少年拳士達に話しかける言葉。

「おめでとう、でも自分がこうやって合格できた後ろにお父さんやお母さんが居る事を
忘れてはいけない。だから帰ったら先ずお父さんやお母さんに報告とお礼を言いなさい」

手にしてとても嬉しいものだからその後ろにあるありがたさがわかるということもきっと
あるんだと思います。

・・・・・・・さて、問題は新しい帯を手にした子供達、意気揚々と新しい帯を締めているのですが
5分たっても戻ってきません。新しい帯はとっても「硬い」んです。見かねた上級生達が救援に向かっていました。なんともほのぼのとした光景でした。




2011年11月10日木曜日

11月10日

本日は番外編。 普段は各地域で個別に練習を行っている東京都の近隣支部が
いくつかまとまって月に一度、合同で練習を行い、併せて黒帯(有段者)
までの級拳士が昇級するための試験を行う「合同練習・昇級試験」
の記録です。

そうはいいながら勝手知ったる仲間達ではあるのですが、高段者の先生・
重鎮の先生方が門下生を引き連れて参加される中、運営局たる我々は
常に少し緊張しながら
参加させて頂いています。

ただ、普段はもっともっとアットホームな雰囲気で練習している環境で
月に一度とは言えまったく知らない顔が集まり(でも同じ少林寺拳法を練習している仲間)
少しづつ仲良くなっていく過程は、まるで転校生が学校になじんでいくような(何年前の話でしょうか?(笑))楽しい時間でもあります。

「高段者・重鎮の先生方」と書くと大変おっかない感じもするのですが、本当に年齢・段位関係なく
丁寧に接して頂いています。普段年恰好が似た仲間達と練習する機会が多いのですが
「ああ、こんな風に年齢と拳歴を重ねていければなあ」と感じさせて頂ける貴重な機会でもあります。

まだ合同練習に参加されていない皆さん、是非ご検討を!
また、入門をお考えの皆様にもいつか参加して頂けたらいいな、と心より思います。



と、楽しく練習している横で、緊張の面持ちの少年部拳士(実は一人は我が息子です)
パートナーとの技術試験に、画板を持った試験官が二人。。。。。。。。。
それは緊張するでしょうね。(笑) おかげさまで本日の受験者は全て合格でした。
可愛い子には旅をさせよ。(自分の息子だけではなく、我が道場の少年部拳士全てに
対しての感情ですが。。。) この緊張感が、皆にとって将来の自信になると確信しています。

2011年11月6日日曜日

11月6日

本日は日本武道館の大道場(アリーナ)で行われている
全日本学生大会に伺ってきました。

とは言いましても、今回は大学生の皆さんの大会。基本的に
我々は出身大学の応援と審判です。



自分自身が大学の少林寺拳法部出身でないことから
最初から最後まで学生大会を見たのは初めてでしたが
一般の大会と異なり、やはり大学のプライドをかけたアスリート
達の大会という色彩が強いように感じられました。

髪に白いものの混じる年配のOBの方達、学ランに
身を包んだ応援団の皆さんが大きな声で声援
を送る姿は、普段の大会では見られないものですが
非常に不遜な表現ながら「これもいいなあ」と実感。

大会が学生拳法部出身の皆さんにとっての同窓会
のような場なんだろうな?と感じました。願わくば
これらの学生さんたちが生涯スポーツとしての
少林寺拳法にも目を向けていただき、今回我々が
参加させていただいたように、学生さんを支える立場で
少林寺拳法に関わり続けていただければ、とも思いました。


2011年11月5日土曜日

11月5日


「朋、遠方より来る」

数年前まで当武道学園に在籍、その後現在は大阪に居を移し、出身大学の少林寺拳法部の指導をしているMさんが久しぶりに訪ねてきてくれました。 明日日曜日に予定されている第45回少林寺拳法全日本学生大会の応援のために前日入りして久しぶりに顔を見せてくれたわけです。 普段そんなに気にしたことが無いのですが、冒頭の言葉がふときになり、あらためて調べてみました。


「子曰く、学びて時にこれを習う、亦た説ばしからずや。朋有り遠方より来る、亦た楽しからずや。人知らずして慍みず、亦た君子ならずや。」

いろんな解釈があるようですが、共通しているのは「朋」とは単なる友達ではなく、同じ先生・学び舎で学んだ仲間、同じ釜の飯をくった仲間、という意味があるようです。そして、久しぶりに会った仲間が異なる場所と時間を経ても、同じ道を志し、そのレベルが上がっていることを喜んでいる言葉であるようです。

不思議なもので、芸事・特にわれわれのような武道は、少し拳を合わせる、あるいは組んでみることで相手のオーラのようなものを感じることがあります。僕自身は昨日Mさんと手を合わせることができなかったのですが、昔からそうだったダイナミックな動きが、年を経てさらに洗練されていることを感じました。「亦た楽しからずや」です。

その後有志で食事にでかけたようですが、これも御一緒できず。残念でしたが、またいつか是非。そのときは「あ、うまくなったな?」とちょっとでも思ってもらえるよう頑張らなければいけませんね。













2011年10月30日日曜日

10月30日

合宿の帰りのランチです。福島某所にある施設で
ジンギスカン。「ボランティア」という高邁な響きとは縁遠い
昼間からビールの図ですが、がんばった皆に免じて許してやって下さい。

無事帰宅しました。送り出してくださった、道場の仲間、家族に心より
感謝申し上げます。 最後に前出の先生のお言葉を要約して皆様に
お伝えします。

「復興に向かうといわれている被災地ですが、実際は瓦礫の撤去がすすんだというだけです。」
「街中に残る多くの建物の破壊・撤去がこれからやっと始まろうとしています。それが終わって、町が本当にまったいらになってからが本当の復興です。まだまだ皆様の力が必要です。」

※すみません、大幅に私の言葉になってしまってます。メッセージだけ受け取ってください。

とのこと。できる範囲で皆でサポートさせて頂きましょう。

10月29日②

さて、今回大注目は一般部の級拳士であるMS.Uさんのご主人。
ご自身は拳法を練習しておられるわけではないのですが、この企画を
意気に感じてくださり、前回に続いて今回も日帰りで参加して頂きました。


Uさんのご主人、お仕事がチェーンソーを使われるプロなんです。

今回持ち込んだチェーンソーは新品、まさに慣らし運転から
お願いしました。



さすがプロです。前出の先生の依頼に基づき、スパスパと
木材を処理していきます。こういうときは金融マンって、まったく
やくにたたないなあと、恥ずかしく思います。




最後は、現地のスタッフの方々にチェーンソーのチューンナップの
方法まで伝授され、新幹線で一人先に帰られました。
無口ですがとてもかっこいいUさんのご主人。本当にありがとうございました。
われわれのようなアマチュアの労働力ももちろん無力ではないのですが、
「プロの凄さ」を体感できたとても貴重な時間でした。 本当にありがとうございます。

10月29日①

道場の有志達と第二回の陸前高田ボランティアツアーに
やってまいりました。金曜の夜にバスで東京を出発
早朝に陸前高田に着き、ある先生が現地で開いておられる
ボランティア拠点をお借りして着替えを行いました。

震災発生から、職場とご自宅のある埼玉と陸前高田を毎週末
車で往復しておられる先生です。本当に素晴らしく、また絶対に
真似のできない責任感に心よりお礼を申し上げたいです。




今回の武道館隊は市内の港の側溝掃除。見た目はきれいになっている
市内ですが、例えば側溝には津波の後の汚泥がパンパンに入っており
水がまったく流れない状況になっています。下がってしまった地盤と併せて
満潮時、雨天時には水があふれる状態が続きます。



側溝掃除は慎重にコンクリートのふたを取り除いて、掃除を
することで淡々と進められるのですが、労力が必要なのは
崩れてしまった土砂をどかさないと側溝にたどり着けない
こういった場所。皆でがんばりました。



水が満ちてきたこともあり、作業自体は3時過ぎには終了。
依頼者である男性が最後までバスを見送ってくださいました。
少しでもお役にたてたのであれば、幸いです。

2011年10月26日水曜日

10月25日

久しぶりの運用法(自由な攻防の練習、いわゆるスパーリングですね)
の練習です。一般部では夏の大会がハイシーズンですので、10月末の
現在は本来の目的である、拳理の試しあいをじっくりと行える好機です。



少林寺拳法の運用法は、あくまでも護身の技術を
磨く練習の一環として取り組まれます。その方法は
合理的なもの。攻撃をする人間と守る人間が
分かれて取り組まれ、一瞬で結果が分かれます。

長身の男性が意図的に誘う上段ですが、その意図を
うまく交わした攻撃担当の男性が、中段に攻撃を決めました。




正しく行えば、とても安全。でも慢心は禁物です。
エキサイトするのでなく、頭はクールに、攻撃ではなく
共同作業であると感じることがとても大切です。

ちなみに、こういった激しい練習は一般部、それも有段者
が自発的にに行うものですので、初心者の方、女性も
心配しないで下さいね。

2011年10月23日日曜日

10月22日

東京は、少しぱっとしないお天気ながら午後には晴れ間も見られました。
練習への参加者は少し少なめ。雨でお出かけがおっくうになったのでしょうか?(笑)

それはさておき、今日は少年部の指導と自分の練習で一杯一杯、スナップを
撮る余裕がありませんでした。すみません、という事でその代わりに道場の仲間が
教えてくれたYoutubeの画像をお届けします。

朝の情報番組で、先日行われた神奈川オープン大会が取り上げられたとのこと。
フィーチャーされているのは三段の部で最優秀に選ばれた女性拳士ですが、途中
一部だけですが、当道場の4段拳士(若い男性の二人組です)の演武の様子も出てきます。
是非見てあげて下さい。

23歳の女性拳士は、マスコミ関係のお仕事をされていらっしゃる様子。こういう方に
正しい少林寺拳法の姿を広めていただけるのは本当にありがたいですね。

http://www.youtube.com/watch?v=fw54pFdqv28&feature=share

※youtubeの画像の権利関係はよくわかりません。問題が大きいようでしたら削除させて頂きます。仲間内の使用であり、宜しければ御容赦頂ければと存じます。

2011年10月19日水曜日

10月18日

先週の日曜日のオープン大会を経て、一般部の試合シーズンは
終了。メンバーもほっと一息・・・・・・・

と行きたいところですが、当少林寺拳法部にとっての秋冬は別の
意味でイベント満載です。

来週末に予定されている陸前高田へのボランティアツアー、その後の
ビッグイベント道場BBQ,さらに学生大会のお手伝いから、年末の納会
と盛りだくさんです。

今日は、BBQの幹事、スコットランド人のAさんと大学生のS君が当日の
企画についてプレゼンを行ってくれました。

当然ながら英語に加えて流暢な日本語を駆使されるビジネスウーマンのAさん
専攻は数学で、大学院進学も控えるS君。冷静にみて相当レベルが高いお二人が
総力を挙げて、BBQのレシピと予算を提案してくれる姿はありがたくもあり、もったいなくも
あり。(笑)

社会人になった頃、先輩や上司にたくさんご馳走になり、お礼を言うと「いいよ、順番なんだから」
とよく言われました。昨今の成果主義・実力主義の風潮は、日本が生き残っていくためには避けて通れない道であると感じていますが、同時に日本人が持っていた美徳も消してしまっているのではないかとの思いにもとらわれます。

少林寺拳法の道場では「少しでも級が上の人は、自分の出来る範囲で自分より級が下の人のお手伝いをする」という暗黙のルールがあります。また、「黒帯をとったら、お礼の意味を含めて皆に貢献して行こう」という風潮もあります。意図的に上下関係を作るのではなく、逆に「与えて頂いたお礼を下の人に返す」という感覚です。大切にしたいと思います。

という事でAさん、S君、大変でしょうが期待しておりますので宜しくお願いします。まずはその前に東北ツアーですね。

2011年10月16日日曜日

10月16日

番外編です。昨日は新横浜において、「東日本大震災復興・支援 少林寺拳法創始者宗道臣生誕100年記念 2011年少林寺拳法かながわオープン大会」が開催されました。当道場からも、選手・大会スタッフとしてたくさんの拳士が参加させて頂きました。

少し不思議な響きの大会なのですが、本来はこの日程で、各地の予選を勝ち抜いてきた拳士が集まる全国大会が予定されていました。しかし春の震災を受け、関係者の皆様がいろいろと考えられた結果。練習することが不可能な東北の拳士達もいるなか、全国大会とするよりは、だれでもが参加できるオープン大会として、また、仲間が集まって、少林寺拳法の創始者である宗道臣先生の生誕記念の場として、皆でこれをお祝いしようとの思いでこの大会を開いて頂いた経緯があります。



写真は朝のスタッフ打ち合わせ風景です。二人の眉間にしわがはいっているのは
恐らく眠いからです。(笑) (新)横浜、近いようで普段我々が練習している東京からは
意外に遠く、早朝の集合に疲れてしまったようです。

今回我々の立場は主催者である神奈川県少林寺拳法連盟さんのお手伝い。 
純粋な競技試合と異なるからなのか?本当はいけないのかもしれませんが、お手伝いという気楽さなのか? 都大会と比べると、いつになくリラックスして、大会運営に参加させて頂けることが出来ました。楽しかったです。



これは昼休みの一こま。開祖の生誕記念大会という事で、記念展示されていた開祖の遺品、等身大パネルに加えて、今回TVKさんが記念に作って下さった。開祖=宗道臣生誕100年を記念した特別番組「宗道臣 -その愛と力-」( テレビ神奈川(TVK) 10 月15日(土) 10時半~11時 BS-TBS 10月30日(日) 12時半~13時)の出演者の方も交えてのスナップです。


出場選手の皆さんも複数の入賞を果たし、皆それぞれに楽しめた一日でした。関係者の皆様に感謝いたします。

10月15日

日本武道館には、ホールに敷設したカフェがあります。
その名も「カフェテラス武道」 そのほかにも地下には
「レストラン武道」、北の丸公園の中にもレストランがあり、
都心の緑を楽しみながら散歩する際の良い休憩拠点となってます。

ところで、ここに一つ、仲間内で流布している都市伝説があります。
カフェテラス武道のドアは、押してあけるのか?引いてあけるのか?
・・・・・・

武道館だけに「押ス」と書いてある。。。。。。。。。
本当かどうかは私も知りません。ある道場の先生がおっしゃってました。
興味のある方はご自身でお確かめ下さい。



少年部は、練習前のランニング。道場の中でも一緒に走ると結構
疲れます。足元が畳なので、安全性が高いこともあり、
後ろを向いてはしったり、横を見て走ったりと、バリエーション豊かに
身体能力を養うことが出来ます。

2011年10月11日火曜日

10月11日

先週の反省もあり、本日は用意周到に仕事をこなし。見事練習に
参加させていただく事が出来ました。準備運動もそこそこに、既に
ウォーミングアップが終わっている仲間たちと汗を流し、そのまま
食事にでかけました。という事で練習の写真は無しです。(ご容赦を)

さて、自宅は城東地区、職場は新橋~内幸町というのが私の生活圏
なのですが、九段下には少林寺拳法以外にも深い縁があり、なんや
かんやで、食事をさせていただく機会が非常に多い場所です。
今日ははじめてはいる、豚を中心とした居酒屋さん。

実は先週の日曜日に主要メンバーが、ある講習会に出席、そこで
「食育」についての講義をきいたことから、おのおのの薀蓄をからめて
なかなか面白い食事会でした。

「ランチは職場の同僚とは食べるな」なんて言葉もあります。
メンバーと話題が固定化してしまうと、新しい刺激が無くなり、組織がマンネリ化
してしまうことに警鐘をならしていらっしゃるのでしょう。

我々は同僚ではないのですが、長い間行動をともにしてきた仲間であり、放っておけば
武道の技術論だけを語り続けることもできる人間関係をベースとしています。
しかしこれからもこの良い関係を続けていくためには、同じメンバーであっても
マンネリ化が進まないような新しい何かを常に受け入れていかなければいけないのだろうな
と思います。食育しかり、先生にリーダーシップをとって頂き、皆で進めていただいている東北ボランティアツアーしかり。

A rolling stone gathers no moss. 転石、苔を生ぜず

こんな言葉を思い出した、楽しい食事でした。

 


2011年10月9日日曜日

10月8日


今日の武道館では、大学生柔道の全国大会が開かれていました。
流石に全国大会、ごつい体のお兄さん達がたくさん闊歩していました。
その中を子供達と練習に参加。

ところで、柔道着、空手着、少林寺拳法着、武道の道着は皆白なのですが
どう違うか御存知ですか?下衣は別にして、上衣は、布の分厚さが
全然違います。分厚さでは、柔道>少林寺拳法>空手というのが概ねの基準。
日ごろの練習でどれだけ引っ張り合うかによるのですが、この厚さは、全然違います。
おもしろいですね。



さて、新入門のみんなも増えてきた少年部。先週に続き、最初にして最大関門は
「帯を結ぶ」です。今日は、同じく白帯の私の娘が、一生懸命帯を見てあげていました。

どうでもいい話かもしれませんが、この間練習は中断されます。練習の進め方は
一番レベルが高い子供、練習経験が長い子供にあわせるのではなく、小学生同士で
あっても、一番経験が浅い拳士に年長者、上級者があわせてあげる、というスタイル
で進みます。 だれもが最初は初心者であり、一生懸命練習することで今度はそのお礼を
返してあげる立場になれるからですね。

※御父兄の皆様:子供達の顔がはっきりとは見えないように配慮しているつもりですが、
問題があったらおっしゃってください。(私の息子の名前と所属だけははっきり見てますが(笑))



さて、こちらは今月半ばのオープン大会を控えた一般部。
出場組は気合が入ります。仕上がりは上々?ですね。




2011年10月4日火曜日

10月4日

社会人をやっていると人それぞれ一週間のすごし方
が違うかと思います。週末に仕事を持ち込む事が常態化する
方もいらっしゃれば、仕事はとにかく職場で片付けるという方も
おられるかと。

少林寺拳法を20年近く日本武道館で練習させて頂いてついた習慣
があるとすれば。「火曜日の練習を基準に段取りを組む。」
でしょうか? 仕事は当然おろそかに出来ず、しかしながら練習には
いきたいし、ということで、心のなかでのハードルはこの日になります。(笑)
メンバーの中には、お客さんまでがご存知で色々と気を使ってくださる方も
いらっしゃるとか。。。。。

さて、今週の私。例によって一生懸命段取りを組んできたのですが。。。。
あえなく失敗、練習が既に終わる時間ですがむなしく空を睨んでいます。
まあそんなこともあります。特にチームで仕事をしてますとなかなか個人の都合で
わがままはいえません。

以前も書きましたが、少林寺拳法では指導者であっても、職業武道家として
拳法を仕事にすることが出来ません。

まずは自己確立、自分と家族を養う仕事をきちんとこなしてから拳法の練習をしなさい。
開祖 宗道臣先生からの大切なメッセージです。

来週こそ頑張ります。

2011年10月1日土曜日

10月1日

少年部は今週も基礎トレーニングから。
新しく見学に来てくれた仲間も迎えて楽しそうです。

練習前には、見学を経て新入門をしてくれたK君が
帯の結び方で悩んでいるところを、先輩諸兄姉が
寄ってたかって教える風景もありました。

「“船頭多くして船山に登る”だよ!」、結果的に
なんとも珍妙な帯の結びになってしまっていたのは御愛嬌
ですが(笑) きっとK君は嬉しかったと思います。
ありがとう、みんな



さて、今日は一般部の一部は着胴での練習。あまり技術的な事は
この場に御披露する事を避けようとは思っているのですが今日の
ご指導は「蹴りを相手の皮一枚で止める、相手の体に打ち込む」
違いについての体感でした。いずれも大切な技術。

相手の大きく体から離れたところでしかとめられないのはもってのほか、それは
ダンスであり、武道ではない。しかし、常に相手の体に深く打ち込むことしかでき
ないのでは楽しい練習は出来ないですし、女性や少年部には不可能な練習と
なってしまいます。

相手の痛みがわかり、危険が発生する一線をきちんと知りながらそれを越えないよう
稽古をする。但し、必要な時にその一線を越えられないようであれば武道とは言えない。
「痛みがわかるからこそやさしい人であって欲しい」 良く先生が子供達に話される言葉です。
我々も心して練習したいものです。



2011年9月28日水曜日

9月27日

ばたばたとした日々が続き10日ぶりの更新です。
10日の間にすっかり季節が変わってしまったように感じられますが
皆様お変わりは無いでしょうか?

9月27日は遅れながらもなんとか練習に参加させて頂けました。
武道学園受付のモニターでは、アリーナで行われている米国の
ロックバンドTOTOの画像が流れていました。
80年代後半に大学生活を送った自分には大変懐かしいグループで
実は拳法ではなく、軽音楽部に身をおいていた事もあり
一生懸命彼らの楽曲をコピーして演奏したこともあります。



さて、こちらの男性。刈り込んだ髪の毛と太い首、警察関係の方のように
見えますが、私の20年以上の仲間であり、同じく金融関係者、かつ学生時代は
音楽をやっていたという共通点があります。

20年前なら二人ともこの小道場ではなく、隣の大道場(アリーナ)にいたはずなのに
どこをどうまちがったのか・・・・・・・・・・・(笑)


「人生至る処青山有り」とは少し大げさですが、日々の暮らしの中で新しいものに
取り組み、10年単位で見ると全然異なったことに取り組んでいるというのも
後で見ると楽しいものです。(もちろんOS(オペレーティングシステム)としての
音楽は彼も僕も心の中に生きていると思います) さて、10年後は何をやっているのか・・・・



例年夏で終わる競技大会シーズンが、今年は10月のオープン大会まで持ち越され、
アスリートの熱気を継続しているメンバーも何人かいます。今日は若い二人が
模範演武を披露してくれました。

10月から秋本番、オープン大会、学生大会、そして今企画が進む東北ボランティアツアー第二弾、
11月には道場のBBQ等企画は盛りだくさんです。頑張って仕事を片付けて、公私共に楽しみたいものです。

2011年9月17日土曜日

9月17日


幸せそうな家族の姿ですが、さて、この中で本当の親子は誰でしょうか?



正解は「全員違います」です。
少年部の練習を終えて、一般部の練習を見ている私の娘
もうすぐ一歳になるお子さんのパパ、そしてお父さんの練習に
伴われて参加した、まだまだ小さい赤ちゃん。でもこうやってると
とても楽しそうですね。

娘と息子が少林寺拳法を始めた時に「僕らは親子だけど、拳法
においては兄弟なんだよ」と教えてあげたことがあります。お父さん
は少林寺拳法を開創された宗道臣先生。

そこから言うと、本当の家族ではないとしても三人中二人は兄弟・姉妹
かもしれません。腕にだかれた赤ちゃんもいつか兄弟になってくれると
いいなあと想像します。




練習後のマッサージの一こま。少林寺拳法には独自の整体技術が
あります。但し、いろいろと法的な問題もあり、現在は全ての人に
伝えられているわけではありません。この二人が行っているのが
その技術かどうかは微妙~(笑)ですね。施術を行っている男性は
スポーツジムで働くトレーナーでもありますのできっと適切な
手技を施しておられるのだと思います。
少林寺拳法において、元々はこういった練習後のヒーリングも
ワンセットだったのだと古い先生にお聞きしたことがあります。
「たくさん練習したその後は、翌日に疲れを残さないマッサージまでそろっている」
道場に来るのが楽しかったはずです。

経営学・マーケティングの世界で少し前から使われている言葉に
「The Third Place」、第三の場所、という概念があります。皆さんも御存知の
スターバックスコーヒーの開設コンセプトが代表的なのですが、
職場、自宅、が日常の1st Place, 2nd Placeだとしたら、それ以外にもう一箇所
どこか自分を切り替え、くつろげるための場所があってもいいではないか?
というような(丸めて考えるなら)考え方です。

さまざまな3rd Placeがあるかと思いますが、少林寺拳法の道場もその一つで
あれば良いなあ、と思います。